2011年07月24日

蝉しぐれ

藤沢周平の『蝉しぐれ』を読みました。
蝉しぐれ (文春文庫) [文庫] / 藤沢 周平 (著); 文藝春秋 (刊)

映画にもなりました。蝉しぐれ プレミアム・エディション [DVD] / 市川染五郎(七代目), 木村佳乃, 緒形拳, 原田美枝子, 今田耕司 (出演); 藤沢周平 (原著); 黒土三男 (監督)蝉しぐれ [DVD] / 内野聖陽, 水野真紀, 勝野洋, 竹下景子, 平幹二朗 (出演); 藤沢周平 (原著); 黒土三男 (脚本)


藤沢周平の本に出てくる主人公の好きなところは、真っすぐなところで、

鍛錬を積み、耐え、才能を開花させていくところ、読んでいて清々しい

気持ちになります。不遇の時もあるけれど、正義を貫く。

でもこう、全てがうまくいくわけではなくて、運命の中ですれ違ったり

叶えられないこともあって、そこには人の世の虚しさ、哀愁も見えます。




昨日は韓国系パラグアイ人の方のお誕生日会でした!

メキシコ料理。でももう、明日から学校だ!ガンバッテコー(-_-)/
posted by No-ko at 23:15| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月19日

気に入っている作家

地球の裏側だけど、日本語の本もわりと読むことができます。

日系人が多いし、日本語学習者もいるからかな。

北海道の浦河からの寄贈で、2畳くらいの部屋にまあまあの本があります。

私もそこで、ゴマちゃんの漫画や小説を借りました。


最近は、藤沢周平に凝り始めました。

wikipediaより
藤沢 周平(ふじさわ しゅうへい、1927年12月26日 - 1997年1月26日)
江戸時代を舞台に、庶民や下級武士の哀歓を描いた時代小説作品を多く残した。
とくに、架空の藩「海坂藩(うなさかはん)」を舞台にした作品群が有名である。

大衆小説的で、あっさりした終わり方が多いのだけど、正義を貫く武士の姿や

その奥方の姿はとてもすっきりするし、江戸時代ってかっこいいなぁって思います。

それでもまだ数作品しか読んでいないので、ひとつあった寂しい余韻を残す作品も

多くあるのかもしれません。

知らない言葉もでてくるし、読めない漢字もあるし、無人(ぶにん)とか、そういう

のも面白いです。

これの榎屋敷宵の春月が面白かったです。
麦屋町昼下がり (文春文庫) [文庫] / 藤沢 周平 (著); 文藝春秋 (刊)
奥方が、正義を通す。そして奥方は小太刀使いで、強い剣士を倒すのです。

やっぱり江戸時代っていいな-!!!



それから、童話として読んでいる、小川未明。

wikipedia
小川 未明 (おがわ みめい、男性、1882年(明治15年)4月7日 -
1961年(昭和36年)5月11日)は、小説家・児童文学作家。
本名・小川健作。雅号の「未明」は、正しくは「びめい」とよむ。
「日本のアンデルセン」「日本児童文学の父」と呼ばれる。

新見南吉と同時代なのだけど、彼と同様、物語が悲しみで溢れているというか、

素敵だなぁと思うものもあるし、残る余韻が濃い群青色のものもたくさんある。

社会を風刺しているように捉えられるけど、それは正義とは、人とは何なのかを

よく見つめているのだと思います。

でもこの時代の物は、読みやすいし、文章もきれい。想像力も美しい。優しい。

んー、よく説明できない--;



とにかく、本って面白い!!!かわいい
posted by No-ko at 21:47| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月19日

死ぬこと

何冊か読みました。

まずまず面白かった、妖怪の本。手越さん主演で、ドラマにもなった
そう。妖怪がかわいいから、すっと読めちゃいました。
しゃばけ (新潮文庫) [文庫] / 畠中 恵 (著); 新潮社 (刊)
そんなに内容が厚いわけでなく、文章がきれいというわけでもない
けど、主眼は面白いと思います。


あと、こちらも読みました。知らない作家さんです。
モルヒネ (祥伝社文庫) [文庫] / 安達 千夏 (著); 祥伝社 (刊)
その題の通り、死と関係があります。小さい頃、母を亡くし、姉を
父の暴力で亡くし、里子として育った主人公。
昔好きだった人が、7年振りに姿を現したと思ったら、末期癌で、
モルヒネで死なせてくれ、という話。
結局、父からの何十年かの謝罪の手紙は一度も読まずに破り捨て、
彼は死ぬ前に姿を消す。

そんな、暗い暗〜い話。文章は、もっと簡潔な方が、この本に合って
いる気がするけど、happy endじゃない、源氏物語みたいに。
そんなところは良いと思います。すっきりしない気持ち。




『壬生義士伝』以来読んだ浅田次郎さんの『椿山課長の七日間』は
良かったです。おすすめしたい。何度も読み返しては、号泣でした。
椿山課長の七日間 (朝日文庫) [文庫] / 浅田 次郎 (著); 朝日新聞社 (刊)
これもまた、死に関係するんです。
どこが号泣だったかって、父親の愛情、かな。
目に見えない、死んでからわかった親の愛情の深さ。
でも、死んでしまっているのだから、それに応えることが
できない、やり直すことができないところです。

主人公は椿山課長ですが、他にも死んでいる準主人公がいて、
愛情に深い物語が過ぎていきます。

それから、この椿山の父親は最後まで自分の正義を貫くので
すが、

「戦では多くの部下を死なせた。大勢の戦友たちを、シベリ
アの雪の中で見殺しにしてしまった。そんな俺が、ただ愛して
いるというだけの理由で、家族だというだけの理由で、誰にも
先んじておまえ(奥さん)を幸せにすることができると思うか」

と息子に妻への伝言を頼みます。

ただの愛情に満ち満ちた物語なのではなくて、歴史的背景が人
の人格を成り立たせている点も興味深く、浅田次郎氏の魅力が
溢れている本だと思いました。
posted by No-ko at 07:46| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月14日

夢を旅した少年

「もしおまえが見つけたものが純粋なものから成っていれば、

それは決して朽ちることはない。

そして、おまえは必ず戻ることができる。

もしおまえが見つけたものが、星の爆発のように一瞬の光に

すぎなければ、おまえは戻ったとしても何も見つけることは

できないだろう」


こんな素敵な文章ではないけれど、概念としては

前からそう思っていたことでした。

だからパラグアイに来れたのだと思います。

それがこんな素敵な文章として巡り合えたので

心に残りました。



ブラジル人の有名な作家で、

『星の王子さま』に似ているなぁと思ったら

巷でも星の王子様の再来だと言われていたらしいです。

学校に持って行ったら、中高生も知っていて、

青年向けではあるけれど、大人だなぁ、なんて思いました。



持ってきた本は、英語以外読んでしまったので、

今は寮にある本を読んでいます^^


アルケミスト

2011年01月10日

日本語「ぢ」と「じ」の謎 を読んで。

「大西洋」と「太平洋」

なぜ「大」と「太」なのか??

日本語「ぢ」と「じ」の謎―国語の先生も知らなかった (知恵の森文庫) [文庫] / 土屋 秀宇 (著); 光文社 (刊)

この本で、興味深かったところ。

人間が手足を伸ばす姿から「大」が生まれ、

「一番大きい」という意味を持つ漢字が必要になると、

「大」に「大」を重ねた字が生まれ、それが簡略化し「太」に

なるそうです。

「皇太子」「太陽」「太古」は「一番」の意味を含む、んだってー^^

それから子供は、画数の少ない字よりも多い字の方が覚えやすい傾向も

あるらしいです。それは、パーツが多いほど、認識しやすくなるから。
posted by No-ko at 11:11| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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